Au Pt 2011 8 7

 田中貴金属の貴金属情報では(8月5日)、
キロバー建て1g当たりの小売価格が、
金は4,402円、プラチナが4,647円となっています。
金とプラチナの小売価格が、これほど接近するのは、
大変珍しいと思います。
 たとえば、2007年には、最高価格で、
金が3,070円、プラチナが5,705円となっています。
 金がこれほど買われるのは、
ニュースで知っている人が多いでしょう。
いわゆる「無国籍通貨」として、
あるいは「安心資産」として買う人が多いでしょう。
 プラチナについては、
日本では、宝飾品として知られているでしょうが、
実は、プラチナの用途は、6割強が工業用です。
 よく知られているのが、
自動車の排気ガスを抑える浄化触媒でしょうか。
そういうわけで、プラチナの価格は景気に左右されます。
 それにしても、金とプラチナの小売価格が、
これほど接近するのは、珍しいことです。
 相場というものは、往々にして、
「行きすぎ」があります。
欧米の財政危機も、強調されすぎていると思います。























































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